クリエイティブにおける表現方法や価値観が多様化する中、自分が持つ「デザイン」という経験値を通じて、メディアを問わず仕事に取り組んでいきたいという思いから、「ホリスティックデザイン」というポジションを会社が用意してくれました。様々なプロジェクトに参加し、各分野のプロフェッショナルなスタッフと協働しています。また各国のGREYで試験導入されている育成プログラムでは、他国のCDがメンターとなり、直接アドバイスをもらったり、意見交換をしています。日本に居ながらも日常生活の中で、多様な視点や価値観に触れる機会は刺激的で貴重な体験です。

GREYのプランナーの特徴は、「アイデアの根幹」を任されている点にあると思っています。恥ずかしながら、入社当初はクリエイティブへの良いアシストや導入ができるように動こうとしました。しかし、むしろチームをエキサイトさせ、すべての指針になる北極星のような強いアイデア開発の役割が期待されているのです。
アイデアを生み出すために、難しい学問や経験以上に何よりも大切だと思うのは、インサイトと、それを見出す観察力。生活者のみずみずしいインサイトを掬いとる仕事はいつも楽しく、難しくも刺激的で気に入っています。

私はAE(営業)をしています。以前はなんとアメリカでチアリーダーをしていました。驚くほどの異業種ではありますが、最近そこには「通じる想い」があり、だから仕事が楽しいんだということに気づきました。GREYはジェンダーに関係なく女性営業が活躍しています。それは、自分の強味をよく理解し、なにより周りをエンパワーする魅力を持った人が多いからなんです（断言！）。失敗しても「弱みに気づくことはもちろん大切だけど、自分の強味を信じて」と励まされます。自分らしさを大切にしてと言われた気がしました。いつもエールを送ってくれ、エンパワーしてくれる、わたしもいつかそんな存在に近づけるよう日々努力しているところです。